コラム

2022年度

いつかはやってくる大切な人とのお別れ。
大事な人を看取った後、動揺もあり慣れない中でスムーズに葬儀の準備を進めるのは大変でが、大切な人の臨終後にやるべきことをご紹介します。

1.葬儀社への連絡
まずは、葬儀社へ連絡します。なぜ親族や菩提寺より先に葬儀社へ連絡するのが大事かといえば、安置場所が決まらなければ親族や菩提寺に「どこへ来てほしいか」を伝えることができないためです。あらかじめ決めておいた葬儀社などへ連絡し、安置場所やお迎え時間について相談しましょう。安置場所は、以前は自宅が大半でしたが、最近では葬儀社が用意する安置室などへ搬送するケースも多くなってきました。

2.親族への連絡
安置場所が決まったら、親族に連絡します。遠方で、通夜や葬儀に直接駆けつけられる親族もいるでしょう。その場合は、葬儀日程・場所が決まり次第、再度連絡するようにします。

3.菩提寺への連絡
菩提寺がある場合は、安置場所へお越しいただき、枕経を上げていただきます。また、葬儀日程についての打ち合わせも必要です。菩提寺への連絡は、喪主自身が行うのが一般的です。

4. 友人・その他関係者への連絡
親族、菩提寺への連絡が終わったら、故人がとくに親しくしていた友人などへ一報を入れ、安置場所を知らせます。また、喪主や遺族が勤務している職場へ報告し、忌引きの手続きをしましょう。

その他の参列者への連絡は、安置場所へ移動し、葬儀日程などの打ち合わせが終わってからでもかまいません。

5. 死亡診断書の受け取り
病院から死亡診断書を受け取ります。

6. 安置場所への移動
葬儀社の搬送車が病院に到着したら、喪主や遺族は死亡診断書を携行して搬送車に乗ります。必ず同乗しなければならないというわけではありませんので、その場合は葬儀社のスタッフに相談してください。
安置場所へ向かう途中、自宅(葬儀場に安置の場合)や故人の勤務先といった想い出の場所の前を通ることも可能ですので、その場合は運転しているスタッフへ相談してみると良いでしょう。



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枕経とは、本来、臨終の際に本人の枕元で僧侶がお経を上げることをいいます。まさに旅立とうとしている人の心を安心させるために行う読経で、自宅で亡くなる人が多かった時代には危篤時に、あるいは亡くなってすぐに自宅へ僧侶を呼んでお経を上げてもらいました。

現代においては、多くの人が病院で息を引き取ります。危篤時や臨終時に僧侶が病院で読経するといったことはなされていません。自宅や葬儀社等の遺体安置所へ故人を安置させてから、僧侶に読経してもらいます。

故人が亡くなってからの儀式として枕経を依頼する場合、まずは遺体を安置する場所を決定して、そこに故人を移動します。
祭壇は不要ですが、枕元には枕飾りを用意します。白布をかけた小型の机や白木の台の上に、香炉、ろうそく立て、花瓶の三具足を置いて飾ります。そのほか水や一膳飯、枕団子など、地域や宗派の習わしに従ってお供えします。
枕経の依頼は、菩提寺にお願いします。菩提寺がない場合、または菩提寺の都合がつかない場合には葬儀社に確認しましょう。依頼する際には、故人の名前、生年月日、享年、死亡時間などを伝えます。
僧侶が到着したら、故人を安置している部屋へお通しして、枕経をあげてもらいます。時間はおよそ30分から40分ほどが目安です。このときに参列するのは遺族だけで、親せきや一般弔問客は参加しません。

枕経の内容は宗派によって異なります。

・浄土宗
まずはじめに、勧請を行い「十方如来世尊・世尊・釈迦如来」を呼び、仏に懺悔をします。そして、剃刀を故人の頭に当てて十念を読み上げ、仏門に帰依させて戒名を授けます。
それが終わると読経に入りますが、その前に「開経偈」という偈を読みます。これは、教えのすばらしさを説くためです。
読経では、「四誓偈」や「阿弥陀経」「仏身観文」などを読み上げます。
読経後は、「聞名得益偈」「発願文」「摂益文」を順に読み上げていき、南無阿弥陀仏を繰り返して唱えます。最後にこれまでの工程の救いを他方に向けて、共に救われるという旨の「総回向偈」を読み上げます。

・曹洞宗
「舎利礼文」や「遺教経」といったお経を3回読み、回向文を申し上げます。

・臨済宗
「大悲心陀羅尼・観音経」を読経し、最後に和讃などで締めます。

・浄土真宗
浄土真宗では、枕経とは言わずに「臨終勤行」と言います。お勤めも、故人の枕元では行わずに、仏壇や掛け軸に向かって行います。読経を読み上げる前に仏壇の燈明に火を灯して、故人に法名を授けます。読経では、「正信偈」や「仏説阿弥陀経」を読み上げます。

・日蓮宗
読経の前に、勧請を行い諸仏や諸尊を招いて、「開経偈」を読み上げます。
読経後、「祖訓・唱題・宝塔偈」の順に読み上げて、回向します。

・真言宗
「般若理趣経・慈救の呪・陀羅尼・光明真言・御宝号」の順で唱えていきます。


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戒名とは、仏弟子(ぶつでし)になった証として与えられる名前のことです。
仏弟子とはお釈迦様の弟子や出家した弟子のことを意味する言葉で、戒名を授けられるということは仏門に入ったことになります。厳しい戒律を守り仏門に入り、修行をして経典を勉強した人が学びの証として授かるものです。

戒名は故人に対してつけるものだと思っている方も多いのですが、元々は生前に与えられるものです。
出家して仏弟子に入ったものに与えられるものですが、出家していない人も、亡くなると戒名を授けてもらうようになりました。
戒名は、仏の世界における故人の名前ということになります。
仏教以外の宗教に戒名はありませんが、それに近いものはあります。
神道には「霊号」という亡くなった人の御霊としての名前があります。キリスト教の場合は、洗礼を受けた時に授かる「洗礼名」があります。

故人に戒名を授けてもらう理由は、出家していない人も迷うことなく極楽浄土へ行くためです。仏教では、戒名を授けてもらい戒名で葬儀を行うと、迷うことなく極楽浄土に導かれると考えられています。宗派によっては戒名ではない場合があり、浄土真宗では戒律がないため戒名ではなく「法名(ほうみょう)」と言い、日蓮宗では「法号(ほうごう)」が授けられ極楽浄土へ行くことができます。

戒名は、「院殿号・院号」+「道号」+「戒名」+「位号」という構成が一般的です。

「院殿号・院号」
戒名の先頭に付ける〇〇院殿、〇院という号です。
生前に高い社会的功績を残したり、寺や宗派に貢献をしたりした人などに付けられます。
そのほか職業や生前の功績により、院号に準ずる寺号、軒号、斎号、庵号などもあります。

「道号」
戒名の直前に付けられる2文字の号です。
戒名に付けられる別名のような意味合いを持っています。
道号を付けない宗派もあります。

「戒名」
院号、道号に続く2文字が、本来の意味の戒名です。
故人の名前や生前の功績にちなんだ文字を入れたり、経典からとった文字を入れたりして付けられます。

「位号」
末尾に付ける尊称です。
性別、年齢のほか信仰の深さや生前の業績などによってふさわしいものが選ばれます。

成人男性:居士、信士など
成人女性:大姉、信女など
男児:童子、幼児、嬰児など
女児:童女、幼女、嬰女など

戒名のつけ方には、宗派別の特徴があり、戒名を見れば故人の宗派がわかります。

・浄土真宗:戒名ではなく法名を付け「釋(釈)」の文字が入る
・日蓮宗:戒名ではなく法号を付け、位号の前に「日号」という号が入る
・真言宗:戒名の頭に梵字のアが入る
・浄土宗:戒名の中に「誉」の文字が入る
・天台宗:戒名の頭に梵字のアやキリークが入ることがある

戒名は、基本的には、菩提寺の僧侶から付けてもらいます。
戒名を自分で付けたり、ほかの寺で付けてもらったりすることもできなくはないですが、その場合は菩提寺での葬儀や納骨を拒否されてしまう可能性があります。
「仏式で葬儀をしない、菩提寺に埋葬しない」というケースを除けば、仏式葬儀をする限りは菩提寺で戒名をもらうことは必須となるでしょう。


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いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
前回に続き、暦の知識についてです。
旧暦で季節を表すために用いる言葉を24節気と言います。
毎月2つあり、今年の24節気の中で、普段よく耳にされています節気を述べさせて頂きます。

1月6日(金) 小寒→しょうかん(寒の入で寒気がまして来る)
1月20日(金) 大寒→だいかん(冷気が極まって最も寒さがつのる)
2月4日(土) 立春→りっしゅん(春の気配が感じられる)
3月21日(火) 春分→しゅんぶん(太陽が間東から昇り真西に沈み
昼夜ほぼ等しくなる)
4月20日(木) 穀雨→こくう(穀物をうるおす春雨が降る)
5月6日(土) 立夏→りっか(夏の気配が最も長くなる日)
6月21日(水) 夏至→げし(昼の長さが最も長くなる日)
7月7日(金) 小暑→しょうしょ(厚気に入り梅雨があけるころ)
7月23日(日) 大暑→たいしょ(夏の暑さが最も極まるころ)
8月8日(火) 立秋→りっしゅう(秋の気配が感じられる)
9月23日(土) 秋分→しゅうぶん(秋の彼岸の中日・昼夜が感じられるほぼ等しい)
10月24日(火) 霜降→そうこう(霜が降る頃)
11月8日(水) 立冬→りっとう(冬の気配が感じられる)
11月22日(水) 小雪→しょうせつ(寒くて雨が雪になる)
12月7日(木) 大雪→だいせつ(雪がいよいよ降り積もって来る)
12月21日(金) 冬至→とうじ(昼が一年中で一番短くなる)

24節気のうち16項目記載いたしました。
現在はIT会社(情報技術)ですが、暦は日常生活されていく中で大切な事柄だと思います。
六曜や二十四節気をご参考にして頂ければありがたく存じます。
ご家庭のカレンダーにも記載されている場合もありますので、日にちを確かめられる時は併せてご覧頂ければよいと思います。


                              合掌


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今回は暦の知識をご案内いたします。第一弾として六曜についてです。
カレンダーに記載されています六曜は、十四世紀頃中国から日本に伝わったとされます。現在では、その日を吉・凶をあらわすものとして、冠婚葬祭の日取りなどの判断材料に用いられる事もあります。

先勝(せんしょう・せんかち・せんかつ)
自分から事をはじめれば良い日で、午前は吉、午後は凶とされます。

友引(ともびき)
午前・午後は吉、正午は凶。何事も勝負はつきにくく、前回のコラムでも書きましたが、葬礼を出すといっしょに誰かが死の世界に引かれると言われております。(宗派によります)

先負(せんぷ・さんまけ・さんぶ)
先勝の逆で午前は凶、午後は吉。自分から働きかけず、仕掛けられるのを待つのが良いと言われています。

仏滅(ぶつめつ)
万事、凶とされる日。この日病気にかかると長引くとも言われてます。

大安(たいあん・だいあん)
万事、吉とされる日。特に結婚式の日として好まれます。お祝い事は午前中に。

赤口(しゃっく・しゃっこう・じゃっこう)
大凶の日ですが、正午だけは吉と言われてます。

そのほか二十四節気もありますが、今月3日の節分も終わり、翌日4日は立春でした。
冬と春の分かれ目で八十八夜、二百十日などはこの日から数え始めます。
春はもうそこまで来ています。

次回の暦の知識として二十四節気と雑節などご案内させて頂きます。
2月になり少し暖かい日もありますが、朝夕は気温が下がっておりますので、皆さまお身体を大切に過ごして下さい。


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日本には昔から友引には葬儀を行わないという風習があります。
これは「友」を「引く」と読めるため、葬儀を行うと「亡くなった人の友達もあの世へ引き込まれる」、つまり連続して不幸が起こると考えられてきました。よって、友引の葬儀は縁起が悪いといわれます。友引の本来の意味は「引き分け」、つまりこの日に勝負事を行っても決着がつかないというものなので、友引に葬儀をしないという風習は、日本ならではのものです。

また、この風習により、友引の日を休業日とする火葬場が各地に存在します。火葬場が休みだともちろん火葬はできません。
葬儀の後、葬儀場から出棺して火葬を行うというのが一般的な流れですので、火葬ができない日には葬儀もしないということが当然に起こります。

友引に葬儀をしてもかまわないと考える宗派もあります。それが浄土真宗です。親鸞聖人が「吉良日を視ることを得ざれ」、つまり迷信に惑わされてはいけないと説いていることから、友引の葬儀を気にしません。

友引に火葬場が開いている地域であれば、浄土真宗の信徒はとくに日にちにこだわることなく葬儀を行われますが、浄土真宗の信徒であっても、地域一帯が友引に葬儀を行わないところであれば、地域の風習に従う場合もあります。喪主の判断はそれぞれです。

どうしても都合が合わず、友引の日に葬儀をするケースも中にはあります。その際に、地域によっては「友引人形」と呼ばれる身代わり人形を入れます。人形はこけしやぬいぐるみなど形状はさまざまです。その人形を入れることで、故人様が友人を連れて行かない、寂しくないといわれています。

葬儀を行う際は色々な価値観や考え方の方が参列することが考えられます。葬儀が友引になりそうな時は、ご家族やご親族など、周囲の方としっかり話し合うことで、皆様が納得してお別れの時間を過ごすことができるでしょう。
身内のみならず、皆が「良い式でした」と思える式で故人様を送りたいものです。



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2023年 令和5年です。こちらでは暖かい年明けとなりました。

昨年を振り返ってみますと、戦争や紛争、なかなか終息がみられない新型ウイルスコロナ等々不安な一年でしたが、スポーツではワールドサッカーの開催で、日本が初戦のドイツに勝利を収めたことで盛り上がりを見せました。

国内では、コロナ禍も含め、海外の戦争や円安も加速して、わたくしたちの生活に大きな打撃を与えました。
ガソリンの価格が毎週ごとに値上がりし、日常の食料品・必需品など、一年間に同じものが2回、3回と値上がりしたことです。
当然電気料金やガス料金などの値上がりもありました。

政府が雇用者の賃上げを推奨しているのに、実際はなかなかお給料は上がっていないのが現状であります。

今年うさぎ年はどんな一年になるのでしょうか。
1月3日メディアでは、今後の日本の年齢・人口の推移が予測として伝えられていました。
いわゆる団塊世代(1947年〜1950年)の生まれ、今年75歳になられる方が206万人になるそうです。
後期高齢者として、また2025年、あと3年後には75歳以上が日本人口の20%になる見込みと伝えられておりました。

一年過ぎるのは早いものです。
今年も日々健康に留意して、過ごしたいものです。

本年も、紫光・セレモニーライフをよろしくお願い申し上げます。


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「四十九日法要」は、逝去した日を1日目として数えて49日目に行う法要のことをいいます。(地域によっては亡くなった日の前日を1日目として数える地域もあります)

法要とは故人が冥土で幸福になれるよう現世に生きている人たちで祈る儀式で、仏教では生きている人の善行は亡くなった人の善行になると考えられているため、ご家族で法要という〈善の行い〉をして故人があの世でよい報いが受けられるよう後押しします。そのため「追善供養」とも呼ばれます。

仏教において人間は「輪廻転生(りんねてんしょう)」すると考えられており、逝去の49日後に生まれ変わる世界が決まるといわれています。亡くなった日から49日間は故人の魂の行き場がなく、この世と来世の中間をさまよっている状態で、「中陰」と呼びます。

この中陰の間、故人の魂はたださまよっているわけではなく、裁判を受けています。死んだ人の魂は転生するので、生まれ変わる世界を決めなくてはいけません。その裁判が7日ごとに行われ、閻魔大王などの十王(じゅうおう)が故人の生前の行いを問いただして裁きをくだします。
そして、7回目が最終裁判となり、故人の魂の行き先が決定します。この日が49日目でご家族だけでなく友人など縁の深かった人たちが集い、僧侶にも読経をお願いして故人によい裁決が下るよう追善法要します。それが、四十九日法要です。

また、四十九日は「満中陰」とも呼ばれ、亡くなった人がこの世をさまよっている期間である中陰が満ちる(終わる)ことを意味します。この日を境に 「忌明け」し、このタイミングで納骨や本位牌への「魂入れ(開眼供養)」をする方もいらっしゃいます。


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錦秋の侯、朝夕はめっきり涼しくなりました。
紅葉も色づきはじめ、来月には各地紅葉の見どころになると思われます。
今年大切なご家族を亡くされた方に年末・年始の過ごし方をご案内させて頂きます。
まずは年始の挨拶ということで、例年は年賀状のやり取りがされますが、喪中はがきを11月から遅くとも12月5日までに郵送していただくことが良いとされています。通常の年賀状の受付が12月15日前後ですので、それに合わせて喪中はがきは早い目に郵送して下さい。
尚、年始に年賀状が届きましたら、松の内が明ける1月7日以降に寒中見舞いのはがきを出されるようです。
例文→寒中お見舞い申し上げます。昨年○月に亡○○が他界いたしました。等

年始の過ごし方としては、初詣は自粛して下さい。
お墓参りは年末・年始はご先祖様にご挨拶という意味合いで行ってくださるようお願いいたします。
お祝いムードで各地は賑わっていますが、粛々とお過ごしいただければ良いと思います。
お年玉はお小遣いという意味で、何ら問題はございません。
年末・年始の過ごし方でご質問等ございましたらお問い合わせください。
最後に今年の冬は予報では寒いそうです。コロナ禍で大変ですが、インフルエンザにも気を付けてお過ごしください。



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後飾りとは、お葬式後にご自宅にしつらえる祭壇のことで、白木位牌やご遺骨を安置します。
関西では「中陰檀」とも呼ばれます。

仏教では亡くなった日から四十九日までは故人の魂はこの世と来世の中間をさまよっていると考えられ、死亡してから次の生を受けるその期間を「中陰」と呼び、四十九日まではお墓や仏壇に納めるのではなく、仮の祭壇である後飾りに安置するのです。
後飾りの祭壇は、初七日をはじめとした四十九日まで7日ごとに行われる追善供養に使用し、お葬式に参列できなかった方がご自宅へ弔問されたときにお参りいただく場所にもなります。

設置場所や飾り方の一例をご紹介しますが、宗旨・宗派により異なりますので、ご寺院にご確認ください。
ご自宅に仏壇があるご家庭は、その前か横に、ない場合は部屋の北側か西側に設置するのが良いとされています。

・仏式
白木または白い布をかぶせた2段(または3段)の祭壇に遺骨・野位牌(白木の位牌)、遺影、三具足(香炉・花瓶・燭台)、鈴など

・神式
白木の八脚案(八本の脚のついた台)の2段(または3段)の祭壇に遺影、遺骨、花瓶および榊、洗米、塩、酒など

・キリスト教
キリスト教には仏教のように追善供養する考えがないため、明確なルールはありませんが、遺影、遺骨、燭台などを安置する小さな祭壇を設ける家庭が多いようです。

四十九日を過ぎると後飾りは必要なくなるため、弊社にご連絡いただければご自宅に伺って無料でお引き取りいたします。

後飾りは火葬後から忌明けまでの間、故人様をお祀りする大切な祭壇です。
故人様が安心して旅立ちの準備ができるよう、また、ご遺族や弔問者の方々がお参りしやすいよう、きちんと整えておかれると安心でしょう。



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