コラム

2022年度

「四十九日法要」は、逝去した日を1日目として数えて49日目に行う法要のことをいいます。(地域によっては亡くなった日の前日を1日目として数える地域もあります)

法要とは故人が冥土で幸福になれるよう現世に生きている人たちで祈る儀式で、仏教では生きている人の善行は亡くなった人の善行になると考えられているため、ご家族で法要という〈善の行い〉をして故人があの世でよい報いが受けられるよう後押しします。そのため「追善供養」とも呼ばれます。

仏教において人間は「輪廻転生(りんねてんしょう)」すると考えられており、逝去の49日後に生まれ変わる世界が決まるといわれています。亡くなった日から49日間は故人の魂の行き場がなく、この世と来世の中間をさまよっている状態で、「中陰」と呼びます。

この中陰の間、故人の魂はたださまよっているわけではなく、裁判を受けています。死んだ人の魂は転生するので、生まれ変わる世界を決めなくてはいけません。その裁判が7日ごとに行われ、閻魔大王などの十王(じゅうおう)が故人の生前の行いを問いただして裁きをくだします。
そして、7回目が最終裁判となり、故人の魂の行き先が決定します。この日が49日目でご家族だけでなく友人など縁の深かった人たちが集い、僧侶にも読経をお願いして故人によい裁決が下るよう追善法要します。それが、四十九日法要です。

また、四十九日は「満中陰」とも呼ばれ、亡くなった人がこの世をさまよっている期間である中陰が満ちる(終わる)ことを意味します。この日を境に 「忌明け」し、このタイミングで納骨や本位牌への「魂入れ(開眼供養)」をする方もいらっしゃいます。


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いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
錦秋の侯、朝夕はめっきり涼しくなりました。
紅葉も色づきはじめ、来月には各地紅葉の見どころになると思われます。
今年大切なご家族を亡くされた方に年末・年始の過ごし方をご案内させて頂きます。
まずは年始の挨拶ということで、例年は年賀状のやり取りがされますが、喪中はがきを11月から遅くとも12月5日までに郵送していただくことが良いとされています。通常の年賀状の受付が12月15日前後ですので、それに合わせて喪中はがきは早い目に郵送して下さい。
尚、年始に年賀状が届きましたら、松の内が明ける1月7日以降に寒中見舞いのはがきを出されるようです。
例文→寒中お見舞い申し上げます。昨年○月に亡○○が他界いたしました。等

年始の過ごし方としては、初詣は自粛して下さい。
お墓参りは年末・年始はご先祖様にご挨拶という意味合いで行ってくださるようお願いいたします。
お祝いムードで各地は賑わっていますが、粛々とお過ごしいただければ良いと思います。
お年玉はお小遣いという意味で、何ら問題はございません。
年末・年始の過ごし方でご質問等ございましたらお問い合わせください。
最後に今年の冬は予報では寒いそうです。コロナ禍で大変ですが、インフルエンザにも気を付けてお過ごしください。



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後飾りとは、お葬式後にご自宅にしつらえる祭壇のことで、白木位牌やご遺骨を安置します。
関西では「中陰檀」とも呼ばれます。

仏教では亡くなった日から四十九日までは故人の魂はこの世と来世の中間をさまよっていると考えられ、死亡してから次の生を受けるその期間を「中陰」と呼び、四十九日まではお墓や仏壇に納めるのではなく、仮の祭壇である後飾りに安置するのです。
後飾りの祭壇は、初七日をはじめとした四十九日まで7日ごとに行われる追善供養に使用し、お葬式に参列できなかった方がご自宅へ弔問されたときにお参りいただく場所にもなります。

設置場所や飾り方の一例をご紹介しますが、宗旨・宗派により異なりますので、ご寺院にご確認ください。
ご自宅に仏壇があるご家庭は、その前か横に、ない場合は部屋の北側か西側に設置するのが良いとされています。

・仏式
白木または白い布をかぶせた2段(または3段)の祭壇に遺骨・野位牌(白木の位牌)、遺影、三具足(香炉・花瓶・燭台)、鈴など

・神式
白木の八脚案(八本の脚のついた台)の2段(または3段)の祭壇に遺影、遺骨、花瓶および榊、洗米、塩、酒など

・キリスト教
キリスト教には仏教のように追善供養する考えがないため、明確なルールはありませんが、遺影、遺骨、燭台などを安置する小さな祭壇を設ける家庭が多いようです。

四十九日を過ぎると後飾りは必要なくなるため、弊社にご連絡いただければご自宅に伺って無料でお引き取りいたします。

後飾りは火葬後から忌明けまでの間、故人様をお祀りする大切な祭壇です。
故人様が安心して旅立ちの準備ができるよう、また、ご遺族や弔問者の方々がお参りしやすいよう、きちんと整えておかれると安心でしょう。



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本日9月19日は敬老の日です。敬老の日とは【多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う】ことを目的として、昭和23年(1948年)に祝日法として制定されました。当初は9月15日が敬老の日として定められましたが、*ハッピーマンデー制度が導入されたことから、平成15年(2003年)より9月の第3月曜日となりました。
さて、始まりは昭和22年(1947年)に兵庫県のある村長が「老人を大切にし、お年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」と農閑期にあたり、気候も良い9月15日を「お年寄りの日」に提唱したのが敬老の日の始まりです。のちに全国に広がり、昭和39年(1964年)に「老人の日」と改称、現在の【敬老の日】となったわけです。
*ハッピーマンデー制度とは従来の祝日の一部を月曜日にずらすことで、土・日とつながる三連休を作ることを目的とした制度のこと

さて、敬老の日のお祝いは、何歳からと聞かれますと、特に定めはございません。定年退職した年から、70歳や80歳といった節目の年齢、孫が生まれおじいちゃん、おばあちゃんになったタイミングでお祝いをはじめる人が多いようです。
還暦祝いは60歳ですので、敬老の日をお祝いをしていましたが、現在の60歳は若い人が多いため少し早すぎる印象です。
70歳や80歳といった節目のタイミングやお孫さんができたタイミングではじめるのが無難かもわかりません。
祝い方も様々で普段なかなかお会いできないおじいちゃんやおばあちゃんに直接会いに行かれるなり、遠方の方はプレゼントを贈ってお電話でお声を聴くなどされるのも良いかもしれません。(最近コロナ禍で多いようです。)
統計から見ますと、65歳以上の人口は3627万人で、女性2053万人、男性1574万人の割合です。日本の人口が毎年減少している中で、高齢者の人口は増えており、総人口の29.1%と過去最高を記録しました。また働いておられる高齢者も25.1%(就業率)、とくに65歳から69歳までの割合は50%を超えております。(65歳以上の方を高齢者としての統計です)

余談ですが、わたくしも今年で63歳になりました。人生100年時代と申します。100歳まで働くことはできずとも、気力ある限り頑張って生きたいと思います。

【敬老の日】は家族や身近な年長者を敬い、健康を願う日として、日本だけではなくアメリカやカナダ、中国、韓国など各国で行われています。
コラムは長くなりましたが、最後に敬老の日を迎えるにあたり、対象者の方々に謹んでお祝い申し上げます。いつまでも健康でありますよう良い日々をお過ごし下さい。


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いつもコラムをご覧いただきありがとうございます。
暦の上では秋とはいえ、まだまだ暑さが続いております。
先日、近隣の方々に弊社のパンフレットをポスティングさせて頂きました。
ご覧になっていただけましたでしょうか?
同封しておりますチラシをご持参いただき、弊社でのお葬儀をご希望の方は、会館使用料を通常料金より30%OFFさせていただきます。
お持ちでない方も事前相談にて、ご来館されましたらチラシをお渡ししますので、お気軽にご来館ください。
また、多目的ホールの無料貸し出しも始めました。貸し出し日は友引の午前中となります。詳細は弊社までお問合せください。



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いつもコラムを見て頂きまして、ありがとうございます。
お盆も過ぎ、8月もあと10日余りとなりました。
今年はコロナ禍でも規制のないお盆で、ニュースを見ていますと各地は人出で溢れておりました。各地の花火大会や祭り、夏の行事も一部地域ですが、開催されました。徐々ではありますが、日常の生活が戻ってきたように思えます。しかしながら、日々の感染者も多いです。感染対策に気を抜くことなく過ごしたいものです。
今回はお盆前テレビの特集で放映されてました【墓じまい】についてお話させて頂きます。
現在墓じまいの要因として一番多いのが、後継者(お墓を守っていく身内方)が少なくなっていたり、おられない事、その家系が女性のみで嫁がれた後誰もおられない事など、二番目にお墓の維持・管理が大変な事や、それにかかわる負担が大きい事などだそうです。あとはご両親が生前中に購入した墓地が遠方であったり、交通手段も自動車でしか行けない事など、様々な要因があります。件数も3年前に比べますと、今年は2万件ほどが墓じまいを考えておられるようです。その後は永代供養される寺院や民間の永代供養施設、又は樹木葬など自治体が運営されている合同永代墓地などへ収められる様です。
今後わたくしどもの、葬儀もどう変わっていくかも分かりませんが、お骨になられたお身内の供養は、今後どんな形であれ生前のご遺徳に感謝し続けて、命日はもちろんの事、お盆や年末・年始、お彼岸はお墓参りに出かけたいものです。我々はご先祖様があってこの世に生を受けられ、日々過ごしています。お盆を過ぎれば今年もあとわずかとよく言われましたが、あと4ヶ月皆様、健康に過ごされますようお祈りいたします。


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お盆とは正式名称を「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言い、故人の魂があの世と呼ばれている浄土から現世に戻ってこられる期間のことで、 亡くなった家族やご先祖様の精霊(しょうりょう)をお迎えし、供養をします。
一般的には8月15日を中心に8月13日〜16日の期間に行い、故人やご先祖様のお迎えし、一緒に過ごした後あの世に送り出します。
お盆の時期には精霊棚(しょうりょうだな)を作り、お位牌を安置します。
精霊棚には通常使っている仏具の他に仏膳や精霊馬(しょうりょううま)や精霊牛(しょうりょううし)、季節の果物などをお飾りとしてお供えします。
新盆(初盆)とは人が亡くなってから四十九日を過ぎた後、初めて迎えるお盆のことを言い、通常のお盆より念入りに供養が行われます。
通常のお盆と大きく違うのは、親族や知人などを招いて住職に読経をあげてもらい供養するということです。
新盆(初盆)の時に準備するものは一般的には精霊棚(しょうりょうだな)、精霊馬(しょうりょううま)、盆提灯などを用意します。
精霊棚を仏壇の前に飾って、先祖の霊が迷わずに帰ってこられるように目印となる盆提灯を飾るといった風習が一般的です。
盆提灯には迎え火・送り火という大切な役割があり、故人の冥福を祈ったり感謝の気持ちでという意味合いもあります。


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今回はお花の事についてお話させていただきます。
お葬儀の際、祭壇周りや葬儀式場には沢山の美しいお花が飾られることがあります。
それらのお花は、遺族や親族、友人、知人などが亡くられた方をお見送りするために捧げていただいたものです。出棺前に親族、参列者がお棺の中にお花を手向けていただく際に使用したりします。
葬儀式が終了した後、残ったお花はどうなるのでしょうか?
紫光セレモニーライフでは、葬儀が終了し、出棺後に持ち帰りをご希望の方へ、花束など持ち帰りやすい形でお渡しております。また、納骨や仏壇に必要な仏花としてお渡しすることもできます。
紫光セレモニーライフでは供花や生花祭壇などのご相談も承っております。お気軽にご相談ください。


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いつもコラムをご覧くださり誠にありがとうございます。
今回は粗供養についてです。

粗供養とは、葬儀や法事、法要の際に忙しい中来場して下さった方に感謝の意味を込めて粗品や返礼品をお渡しすることです。
粗供養は施主(喪主)から贈るのが一般的です。

香典返しとは、通夜や葬儀の参列者からご香典を受けられたら、感謝の気持ちにお返しするのが「香典返し」です。この香典返しは四十九日の忌明け後に渡されるものとされています。
またご遠方の方には郵送されるのも良いと思います。

満中陰とは「中陰が満ちる」、つまり忌が明ける事を意味する言葉で、主に西日本で四十九日法要後の忌明けの香典返しの品物を贈る際に表書きに「満中陰志」と記してお返しされます。
これに対して「粗供養」は主に法要でいただいたお供えやご仏前のお返しとなり、香典返しや満中陰志とは意味合いが異なります。
例えば、四十九日の法要当日に香典返しの品物を渡す場合は、法事の返礼品として「粗供養」と、葬儀や通夜でいただいた香典のお返し(満中陰志)の品物を用意することになります。

粗供養品には礼状と合わせてお渡しするのが正式なマナーとされています。礼状には様々な種類がありますが、通夜の粗供養品には簡易礼状、当日の粗供養品には故人様・喪主様の住所・名前を印刷いた会葬礼状をお渡しされる当家様が多いようです。

全国的には白黒の水引が主流ですが、関西や中国、四国地方の一部では黄白の水引が一般的になっています。弔辞は二度と繰り返したくない事ですので、一度結んだらほどけない結び切の水引を使用します。

表書きに「志」と「粗供養」のどちらを書けばいいか、使い分けが難しいという方もいらっしゃるかと思いますが、どちらを使用しても問題ありません。
満中陰の粗供養品は不祝儀ですので、後に残らない「消えもの」を贈るのが良いとされていて、定番は海苔や食品の詰め合わせ、小包装されたお菓子、お茶、コーヒー、洗剤、タオルなどの食品や消耗品です。

持ち帰る方の事を考えて、軽くてかさばらないもの、置き場所に困らないものを選ぶように配慮することも大切です。せっかくの贈り物ですので贈った相手に喜んでもらいたいのはもちろんですが、受け取る側の立場からすると後に残らずに日常で使用することが出来るシンプルなものの方が喜ばれる傾向にあります。

故人が亡くなって、葬儀の準備など慌ただしい中での品物選びは思いのほか心身に負担がかかるものです。遺族の負担にならないように、用意しやすい一般的に好まれている品物を選ぶという事も心がけておきましょう。


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今回は湯灌(ゆかん)について、お話させていただきたいと思います。
終活をしたり葬儀関係のホームページを見ていたりすると出てくる言葉です。
基本的に《清拭湯灌》(せいしきゆかん)と《古式湯灌》(こしきゆかん)のどちらかがご利用されることが多いです。
はて、この二つ何が違うのだろうか?となりますが、簡単に説明しますと、
《清拭湯灌》は故人様にお風呂に入って頂いて化粧等を施し死装束をまとってもらう
《古式湯灌》は故人様のお身体を拭いてから化粧等を施し死装束をまとってもらう
ちなみに、なぜ湯灌をしなければならないか?
という疑問もでてこられるかと思います。
宗教的に言えば、現世での苦悩や煩悩などの汚れも綺麗に洗い流し、綺麗な状態で浄土へ旅立ってもらうという意味もあります。
又、衛生的な観点としても、湯灌(ゆかん)を行うことによって、故人様のお身体の状態を確認し体液の漏れ等をしっかりと保護出来る意味合いもあります。
病院や施設でされているのは基本的に《エンゼルケア》と言われる簡易的な処置が多いようです。湯灌(ゆかん)とはある意味別物と考えて頂いたほうがよろしいかと思います。
故人様の事を思われて湯灌(ゆかん)をして頂き、見て頂いたご遺族様からは大変喜んでいただいております。


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