10月15日(木)
早いもので10月も半ばに入りました。

朝・夕も涼しくなったといいますか、日によっては寒く感じる事もありますご自愛下さい。風邪などをひかないように。暑い・暑い夏が終わったかと思えば、日中は快い日が続いていますが、朝・夕は日によっては、かなり冷え込む日がありますね、みなさまご自愛下さいませ。自己管理が一番です。
今回は先日の新聞に、同じくテレビのニュースでタイトルが「葬送のあり方」の記事・メディアが流れていました。内容はお亡くなりになられた方の遺骨を日本郵便の(ゆうパック)で霊園やお寺に送る{送骨}が広がりを見せている事です。インターネットで申込にて遺骨を持参しなくても納骨できることが理由で需要が伸びているそうです。賛否両論もあり弔いの軽視だと批判なり又、現在社会を反映しており少子高齢化が進む中お墓を守る親族がいない事や、経済的事情でお墓を立てることができない、まして立てたくても希望する場所に墓地がない、一番深刻なのは孤独死で引き取り手がいないなど、ここ10年前後にますます拍車がかかりそうな事柄だと思います。
こうした状況のなか葬送文化に詳しい専門家の意見として日本人や日本社会から永続的に続いてきた命の連鎖や家・先祖という感覚が急速に失われてきたと指摘されています。ある一方でやむを得ない事情を抱えた人が新しい葬送を利用されるだろうと述べられている中送骨には違和感がないわけでは無いとも言われ格式張らない(弔いのカジュアル化)ともいえるこの現象に「葬送は人間しかない文化であり死者と向き合うことを不要としてしまえば、死から学ぶ姿勢や生を受けたことへの感謝も希薄になりかねないのではないか」と、危惧しているともおしゃっておられました。この記事やテレビの特集を見て私の感じ、思う事は送られる方の気持ちがなくなられた方の供養を通じてこの世にあたえられた「生」を「命」を大事に生涯送られる事だと感じました。
いつもいつも長い私のコラムをみていただき感謝いたします。        合掌