9月22日(火)
いつもコラムを見ていただきましてありがとうございます。

朝・夕めっきり涼しくなりました。シルバーウィークも後半ですが、良い天気に恵まれて皆さまはどのように過ごされていますか?
今年初めての秋の大型連休ですが、昨日は敬老の日でした。毎年この敬老の日の前に総務省が発表致します人口白書によると高齢者人口(国が定めている65歳以上の人をいう)9月15日現在で3384万人となり日本の総人口の26.7%を占めているそうです。89万人(0.8%増)増えたそうです。(昨年は3295万人でした)その白書の中でも80歳以上の方々が初めて1000万人を上回り1002万人になり日本の総人口の割合が7.9%だそうです。その中で高齢者人口(65歳以上の人)の男性が1462万人、女性が1922万人の割合だそうです。この統計を見ても何ら不思議な事も驚きもありません。日本の平均年齢が今年の春に発表されましたが、男性の平均寿命年齢が80.50歳(世界第3位)女性が86.36歳(世界第1位)でした。わたしが思うのに高齢者人口の年齢も引き上げたら良いと感じますが、統計上中々むつかしいかもわかりませんね?

また明日は秋分の日(秋の彼岸の中日)です。前回3月1日のコラムにも書きましたが彼岸とは中日をはさんで合計7日間をいいます。国民の休日でもあり春分の日は「自然をたたえ、生物をいくつしむ」秋分の日は「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」とされています。仏教のお教えでは彼岸は生死の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といいその反対側に私たちがいる迷いや煩悩{ぼんのう}に満ちた世界を此岸{しがん}といいます。
彼岸は西に此岸は東にあるとされ太陽が真東から昇り真西に沈む春分と秋分は彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え祖先供養をするようになりました。(仏教典より参考)またこの日は昼と夜の長さがほぼ一緒になる日とされお彼岸にお墓参りに行く風習はこの太陽に関係しています。
この時期には日頃なかなか時間を取れない人も祖先をうやまいお墓参りへ行かれたらどうでしょうか。