いつもコラムをご覧くださり誠にありがとうございます。
今回は湯灌(ゆかん)について、お話させていただきたいと思います。
終活をしたり葬儀関係のホームページを見ていたりすると出てくる言葉です。
基本的に《清拭湯灌》(せいしきゆかん)と《古式湯灌》(こしきゆかん)のどちらかがご利用されることが多いです。
はて、この二つ何が違うのだろうか?となりますが、簡単に説明しますと、
《清拭湯灌》は故人様にお風呂に入って頂いて化粧等を施し死装束をまとってもらう
《古式湯灌》は故人様のお身体を拭いてから化粧等を施し死装束をまとってもらう
ちなみに、なぜ湯灌をしなければならないか?
という疑問もでてこられるかと思います。
宗教的に言えば、現世での苦悩や煩悩などの汚れも綺麗に洗い流し、綺麗な状態で浄土へ旅立ってもらうという意味もあります。
又、衛生的な観点としても、湯灌(ゆかん)を行うことによって、故人様のお身体の状態を確認し体液の漏れ等をしっかりと保護出来る意味合いもあります。
病院や施設でされているのは基本的に《エンゼルケア》と言われる簡易的な処置が多いようです。湯灌(ゆかん)とはある意味別物と考えて頂いたほうがよろしいかと思います。
故人様の事を思われて湯灌(ゆかん)をして頂き、見て頂いたご遺族様からは大変喜んでいただいております。


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